未成年者への配慮について

個人的には「アダルトなもの」が規制されても全く困らないのですが、ここで「アダルトなもの」の全面的な規制を認めることは他の表現、例えば「暴力的な表現」などの規制にまで影響するものだと思うので、反対の立場から書いてみます。(「暴力的な表現」を規制するなという意味ではなく、「ひとつのことを規制するということは他の類似のケースにも影響するのであり、ここで「アダルトなもの」の規制を認めると、他の表現にまで規制が広がって最後には「はてな」は無菌室になってしまう恐れがある」ということまで考えて結論を出す必要があるのではないでしょうか。これもまた『潜在的はてなユーザの獲得を妨げる可能性』と「既存のユーザーのはてな離れを招く可能性」がありますよね)
僕は、未成年者への配慮は、個々の未成年者が利用する端末のレベルで、その保護者などが個々の事情を配慮してフィルタリングするべきで、少数の(アダルト表現についての配慮が必要なほど未熟な)未成年者のために、はてなレベルで配慮をし、他の多くのユーザーにまで表現に対する過度の規制が及ぶことになるのには反対です。ここで「アダルトなもの」を規制するならば、同じ理由で「暴力的な表現」なども全面的な規制の対象にしなければならなくなるし、さらに他の表現についての規制へと繋がる恐れもあるのではないでしょうか。
削除という強力な手段を使っての「アダルトなもの」の規制は一般的な成人のユーザーを前提に判断すれば足り、「マリみて」基準のような言い方をするなら、TSUTAYAの一般棚レベル/アマゾンの18禁警告レベルの緩やかなものを原則とし、画像についてはそれよりも厳格な規制を及ぼせばよいと考えます。そこから漏れるアダルト表現については、削除という強力な手段を用いるのではなく、より緩やかなマナーなどに委ねるのがよいのではないでしょうか。