昨日のid:mittyさんのコメントへのお返事(長くなったのでこちらへ)

mittyさんコメントありがとうございました。
まず、例えば「名詞かどうか」のように、基準には「(一般的な)はてなユーザーがキーワードを登録しようとしたときや削除しようとしたときに、そのキーワードがその基準に違反するかどうかが容易に判断できること」が求められるんじゃないかと思います。
12/10の僕の日記の「客観的で明確な基準を示すことは困難で」あたりは「アダルトなもの」かどうかの判断基準を
「抽象的な言葉を使って過不足なく簡潔に表現することはできないだろうな」と思いながら書きました。なぜなら、最高裁でさえ「わいせつとは何か」について「徒に性欲を興奮または刺激せしめ…」みたいなよくわからないことしかいえないんだから、無理だよなぁ。と考えたからです。
mittyさんのおっしゃる『少年誌(もしくはライトノベル)に登場するか否か』とか『「マリみて」に登場しうるか否か』は、僕のようにそれらを読んでいない人も多い(と思う)ので、すべてのユーザーに示すための基準には不適当なんじゃないでしょうか。(「登場したか否か」だと客観的で明確だけど「たまたま登場しなかっただけの言葉」もあることを考えると偶然性に左右され不安定だし、「登場しうるか否か」だと人によって捉えかたに幅が出るから明確性に欠けるんじゃないかとも思います)
ただ、今後「アダルトなもの」って何か?を詰めていくときの参考資料のひとつとしては有効かもしれないですね。
それと僕は「言葉狩りの懸念」っていうほど今回のことを深刻には考えていないです(^^;、過去にもいろんな問題をユーザーどうしの議論の中で解決してきているようですし、今回もいいところに落ち着くんじゃないかなと思ってます。昨日の日記は「早めに何らかの合意のようなものを形成しておかないと、各自が主観的な判断で登録したり削除したりが続くと混乱するよなぁ、いい機会だからこの点についての議論が起きるといいなぁ」ぐらいの気持ちで書きました。
個別の話の「ボイン」については僕は「不快でないorキーワードでもよい派」ですが、特にこだわりがあるわけでもないので削除されても別にかまわないです(「マリみて基準」だとNGなんですね)。ただし、削除するなら別のキーワードにも適用できるような抽象的な基準やルールに基づいてやらないと、今後の「はてなダイアリー」のためにはよくないなとは思います。(そういうのを「言葉狩りの懸念」というのかな?)
あと、「はてなは未成年も使っている」ということを過大評価するのはどうかなと思います。例えば未成年も利用するコンビニでは普通にエロ本が売られていますよね、「未成年も利用する」を即「アダルトなものの徹底的な排除」に持っていくのではなく、そこにも「未成年も利用すること」を「どれだけ考慮するか」という議論が必要なんだろうと思います。