クラフト・エヴィング商會の新刊

友達に借りて読み始めて以来すっかりはまってしまったクラフト・エヴィング商會なんですが、もうすぐ新刊が出るみたいです。タイトルは「テーブルの上のファーブル」、タイトルを聞いただけで創造が膨らんでワクワクしますね、きっと他のファンの方も同じなのではないかと。ちょうどいま吉田音ちゃん名義の「Think」を読んでいるところなんですが、今までによんだクラフト・エヴィング商會の本の中で一番面白いかも、ネコが出てきて2つの世界のお話が並行して進んでいって(読み進むと2つだけじゃなくなるんですが)、その2つの世界がリンクしていて他にも「水読み」とか「井戸」とか出てきて、ちょっと村上春樹の「海辺のカフカ」とか「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」を思い出しました。続編の「Bolero」もぜひ読んでみたいです。
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