ウイスキーを外に持っていくときに使うスキットルってあるじゃないですか、あれをみんなで回し飲みしていて、飲んでから隣の人に回すときに飲み口をサッと拭ったりしますよね、そのときって何で拭うんでしたっけ？
昨日、「海辺のカフカ」を読んでいてそういうシーンが出てきて*1、サッと拭って返したらカッコいいけど、どこで拭うんだったけな？って思ったんですよ。映画とかで実際にみれば答えは一発でわかるんでしょうけど、頭で考えると手で拭うのも服で拭うのもどっちもどっちで微妙にバッちいですよねぇ。そんな神経質な奴は回し飲みなんかしなきゃいいって言われそうだけど、それならサッと拭う必要もないだろってわけで、どうなんすかねぇ。
たしか、昔読んだパーカーの小説にもそういうシーンがあって、そんときは妙に納得してた記憶があるんだけど、肝心の「ナニ」で拭ったかをすっかり忘れちゃってて気持ち悪いんですよ。「手の甲」か「服の袖」のような気がするんですけど、アウトドアでの手の甲も服の袖もあんまきれいじゃないっすよねぇ…あぁでもアレは言葉を交わさなくても通じ合っている男どうしの儀式みたいなもので、きれいかどうかなんてどうでもいいのかなぁ。
*1:スキットルじゃなくて水の入った水筒でしたけど
